まるちゃんママ
NHKのEテレで放送されている「デザインあ」という番組を見たことがある人も多いのではないでしょうか?
「デザインあ展」とはその番組を体感し、体験してデザインの考方や見方を身に付けてほしい、というコンセプトで作られた展覧会です。
子どもも大人も楽しめるすごく人気な展覧会なんですよ。
今回は新型コロナウィルス流行のため、時間指定の時間予約制になりました。あっという間に土日のチケットはもう完売になるほど人気です。
今回はその大人気のデザインあ展に行ってきたレポートを子供目線と大人目線でお届けします。
目次
1,デザインあ展とは
こどもたちのデザインマインドを育む番組NHKEテレ「デザインあ」。本展は「デザインあ」のコンセプトを体験の場に発展させた展覧会です。優れたデザインには人と人、人とモノをよりよくつなぐ工夫があります。番組では、身の回りに意識を向け(見る)、どのような問題があるのか探し出し(考える)、よりよい状況を生み出す(つくる)という一連の思考力と感性を「デザインマインド」ととらえ、多彩な映像表現をもちいて伝えてきました。デザインあ展はこの「デザインマインド」を見て体験できる展覧会です。2013年に開催された前回展(22万人動員)から作品を新たにし、身の回りにあるモノ、コトから概念までテーマをほりさげます。未来を担うこどもたちに「見る」「考える」「つくる」ことの豊かさを体感してもらいたいと願っています。
私は、デザインは専門外ですがこの「デザインマインド」の考え方にとても共感しました。今、「生きる力」を身に付けるために「考える力」が大切だとと言われていますが、その前に「見る」(現状を知る、いろいろな方向から見る)ことが考えるうえで大切だとしみじみ思いました。
この展覧会は、デザイン性だけでなく「考える」ことの本質を体感させてくれる素晴らしい展覧会です。もちろん堅苦しくなくそれを楽しんで体験できるのが一番の魅力だと思いました。
2,チケット入手の仕方
販売場所は、オンラインの「ローソンチケット」です。店舗はローソンだけではなく、ミニストップでも入手できます。
入場時間は1時間ごとに区切られているので、日時を決めてチケットを発券してください。
3,娘の気に入った体験
第1位 「もん」
体験コーナー「もん」という日本の文様をコンパスで描くコーナーが一番楽しかったようです。コンパスを借りることもできるのですが、コロナウィルスのこともあって事前に購入して用意していきました。娘はまだ6歳になったばかりで、使い方も知らなかったので、事前にコンパスで円を描く練習をしていきました。
事前練習の甲斐もあって、親子三人で協力して「みつどもえ」の文様を仕上げることができました。娘は仕上がった絵を見て満足そうでした。
「もんどころ 手引き」はHPからダウンロードして使えます。展覧会にいけなかった方も、是非ダウンロードして書いてみてはいかがでしょうか?
第2位 体感の部屋
HPから
「体感の部屋」とは番組オリジナルソングや音楽とぴったりシンクロする映像が、展示室の四方の壁いっぱいに映し出されます。ダイナミックに360度取り囲む映像と音楽の中に飛び込んでから、体全体でデザインを感じ取ってください。
とてもセンスが光る「デザインあ」の音楽とのコラボレーション映像でした。
娘もしっかり見入っていました。動画も自由に撮影でき、ビデオカメラで撮影している方もいました。撮った動画はまるでCMのようでお友達に見せても反響がありました。お勧めです!!
第3位 歯車体験
歯車をウエストにはめて両手で持ち、実際に自分が歯車になって回って電灯をつけたり、サイレンを鳴らしたり、カウンターを動かしたりできます。娘はハアハア言って必死に歯車を動かしていましたよ。
4,ママのおすすめ
「観察の部屋」の「梅干しの気持ち」での写真撮影
大きなお弁当箱のごはん部分から顔を「ひょっこり」出して梅干しの気持ちになって写真撮影します。人気で並びました。とても面白い写真が取れますよ!
デザインあ展の看板での写真撮影
自分自身が「あ」の字の縦棒になって看板を完成させて、ハイポーズ!!
完成度を求める親子は全身黒色の洋服を着て来館していました。しっかり「あ」の字になっていてクォリティが高かったです。
5,まとめ
「デザインあ展」は親子で楽しめるとても素敵な展覧会でした。
残念なことに新型コロナウィルス流行のため、新潟展と長野展が中止になってしまい、愛知が最後の会場になります。愛知会場は3月14日まで開催予定なので予定の合う人はぜひ足を延ばしてほしいと思います。
また、遠方の方も、この記事を読んでいってみたいと思ったのなら次回を期待して参加してみてください。
質の高いデザインに触れ、お子さんのデザインマインドを育みましょうね!!
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