まるちゃんママ
こどもをお絵かき好きにしたい、お絵かきが得意になったらいいなと思っているけれど、何をどうすればいいのかわからないと悩んでしまうことってありますよね。
そんな方に、教育学部で図工と美術を専門に学び、小学校と高校で働いた経験のあるママが実際に行っている方法を紹介します。
描いた絵を家の中の一番良い場所に貼ってあげる
とっても簡単ですね。うちはリビングに入って一番最初に目に入る場所に”どどんっ”と貼ってあります。
また、どんな落書きも一回は壁に貼っています。壁一面娘の落書きが貼られていた時もあります。
どんな絵を貼ってあげるの?
どんなものでもいいです!とにかく全部貼ってあげてください。特にまだ1歳の時は点しか打てない時期もありますが、それもりっぱな絵なんですね。
子どもの絵は点から線、線から丸に変化します。顔らしくなって来ないと絵と認識しない方も多いですが、点や線もその子なりの自己表現です。ぜひ貼ってあげてくださいね。
メモを書いて成長の変化を楽しもう
お子さんの描いた落書きには、メモを書いておくと、その子の成長が見えて楽しいです。
- 描いた年月日
- 月齢
- 名前
- 何を描いたか、簡単な説明
子どもの絵は聞いてあげることが大切です。言葉が話せないので、コミュニケーションのツールが落書きなんです。
落書きが終わったら、何を書いたか聞いて、メモ書きしてあげてください。ただの丸がお母さんだったり、自分だったり、お父さんだったり意味が必ずあります。
聞くたびに、お父さんだった丸が自分になったり、お母さんの丸がお父さんになったりしますが、書きながら変化していくこともあります。そこは気にしなくていいです。
それより大切なのは、その絵を介して親子で会話をすることです。
子の絵は聞いて育てるものです。子どもにとって絵は自己表現です。何を描いたかぜひ聞いてあげてください。
貼り切れなくなったらどうするの?
貼り切れなくなったら、もう話せるお子さんなら、はがしてもいい絵を相談して張り替えましょう。
私は、はがした絵はファイリングしています。全部ファイリングするとすぐにいっぱいになるので、私は次のことを基準にして絵を選んでいます。良かったら参考にしてください。
- 月齢の特徴が表れた最初の絵
- お気に入り
- 時間をかけて描いていたもの
- 熱中して描いていたもの
- その時期はまって何度も描いていたものの中の一枚
月齢の特徴は、例えば、丸しか描いていなかったのに、目らしきものがついた、手がついた、足がついたなどの記念の一枚を残しておきます。
発達に応じた絵の特徴を知るには、鳥居照美さんの「子供の絵をダメにしていませんか?」を読むとわかりやすいです。
なにを使って貼ってるの?
画鋲で貼ってしまうと壁に穴が開いてしまうし、セロハンテープは壁紙がはがれる時がありますよね。
私はコクヨのソフト粘着剤ひっつき虫を使って貼っています。
貼ったりはがしたり便利ですが、たまに長時間貼っておくと剥がすときに壁紙まで剥がれたりすることもあるので注意して下さい。
壁紙がはがれないか、目立たないところで試してから使うことをお勧めします。
ひっつき虫で貼って、壁がいっぱいになったら、一枚ずつ新作に交換しています。描いた落書きは何でも貼ってもらえるものだと思っているので、今では気にったものは娘が自分で壁に貼っています(笑)
絵を貼ることの効果
子どもが描いた絵はその子自身です。描いた絵(落書き)を大切にすることで自分自身も大切にされていることを感じられます。
言葉でほめるより、「貼ってあげる」という行為で認められたという安心感を得られます。
自分は認められている、受け入れられているという安心感の中、のびのびと自己表現できるようになります。
まるちゃんママ
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